札幌市白石区のギフト販売会社「株式会社クラス・ハーモニー」に破産開始決定 ギフト店「エトピリカ」を展開
官報(第996号)によると、札幌市白石区中央一条の「株式会社クラス・ハーモニー」(代表取締役:溝端 康夫)は6月1日、札幌地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第822号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月25日午前11時15分、破産管財人には松田大剛弁護士(坂本・松田法律事務所、北海道札幌市中央区大通西13丁目4 レジディア大通公園3階、電話:011-251-3116)が選任されている。負債額は約2億5000万円。
同社は1989年4月に設立されたギフト販売会社。「エトピリカ」の屋号で札幌市を中心とした北海道内に最盛期には15店舗を展開し、カーテン・カーペット・クッション・キッチンマットといったファブリックから、タオル・ハンカチ・トイレ用品、食器類・写真立て・バッグ・ぬいぐるみまで多岐にわたり、オーダーカーテンの注文も受け付けていた。
しかし近年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響による休業・時短営業による来客数の減少からギフト品の販売が大幅に落ち込んでいたほか、ネット通販や大手家具販売チェーンなどの攻勢に耐えられず、今回の事態となった。