東京都中野区のDXサービス開発・運営「ワスド株式会社」に破産開始決定 ゲームセンター向けSaaS「デジちゃいむ」を開発


官報(第953号)によると、東京都中野区新井の「ワスド株式会社」(代表取締役:盛島 昇太)は3月29日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第1638号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月29日午前11時、破産債権の届出期間は4月26日迄となっている。また、破産管財人には片山史英弁護士(虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-15-12 日本ガス協会ビル5階、電話:03-3502-6294)が選任されている。

同社は2020年1月にWASD株式会社として設立されたDXサービスの開発・運用を事業とする会社。店舗スタッフの接客オペレーションをDXするクラウドサービス「デジちゃいむ」を展開していた。デジちゃいむは、店舗内に複数の二次元コードを設置することで、「いつ」「どこで」「どんな」呼び出しなのかをスタッフが即座に知ることができるというサービスで、主にゲームセンター業界で展開され、ゲームセンター大手のイオンファンタジー【4343】やGENDA SEGA Entertainmentでも採用されていた。しかし、2023年3月24日にサービスの継続が困難として近日中にサービスを終了すると発表していた。


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