東京都品川区の複合集客施設コンサルティング「株式会社プロッド」に破産開始決定


官報(号外第94号)によると、東京都品川区大崎の「株式会社プロッド」(代表取締役:田中 鉱之)は4月19日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第2173号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月14日午前10時、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には鈴木伸治弁護士(東京丸の内法律事務所、東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル225区、電話:
03-3213-1081)が選任されている。

同社は2004年3月に設立された複合集客施設(商業施設)に関するコンサルティングを事業とする会社。アウトレットモールの企画開発・運営指導に定評のあるコンサルティング会社で、施設の企画・開発支援のほか、国内外ブランドの海外における物件開発や事業展開サポートなどを展開していた。実績としては北海道で最大級のアウトレットモール「千歳アウトレットモール・レラ」のトータルコンサルティングや「アップルストア」「アバクロンビー&フィッチ」の日本国内における出店開発といったものがあった模様。関連会社として集客施設のプロパティマネジメント事業を展開する株式会社プロッド・イクス(東京都目黒区)があるが、こちらは事業を継続している。


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