大阪市中央区の婦人・子供服卸販売「株式会社ユーズクリエイション」に破産開始決定

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官報（第1004号）によると、大阪市中央区久太郎町の「株式会社ユーズクリエイション」（代表取締役：齋藤 義隆）は6月12日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2612号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月7日午後2時20分、破産管財人には笠井計志弁護士（結心法律事務所、大阪府大阪市中央区平野町2-5-14 FUKUビル三休橋6階、電話：06-6786-8780）が選任されている。

同社は1989年4月に設立された婦人・子供服卸売業者。同社は企画・デザインを行い、中国・韓国の提携工場及び国内の縫製業者に生産を委託。量販店などに卸販売するほか、ユニホームメーカーなどからOEM生産を受託していた。しかし近年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売上を落としていたうえ、前述のように国外業者へ生産を委託していたことから円安によるコスト増の影響が大きく、採算が急激に悪化していた。