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官報(第1007号)によると、山形県酒田市の「株式会社渡部商店」(代表取締役:渡部 祐治)は6月15日、山形地方裁判所酒田支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第25号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月11日午後2時30分、破産債権の届出期間は7月31日迄となっている。また、破産管財人には新井野裕司弁護士(新井野法律事務所、山形県酒田市千石町1-8-15、電話:0234-23-8001)が選任されている。
同社は1951年に設立された燃料小売業者。酒田市千石町において出光興産系の給油所「アポロステーション 渡部商店 酒田給油所」を経営していた。しかし、石油元売り価格高騰に伴う利益減となっていたなか、地下タンクや配管等の施設・設備が経年劣化による老朽化が発覚。更新には多額の費用が必要となるが、費用捻出が困難だったため2022年12月に同給油所を閉鎖していた。

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