官報(第1006号)によると、青森県青森市の「石村商事株式会社」(代表清算人:石村 芳友)は6月13日、青森地方裁判所から特別清算の開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(ヒ)第2001号で、負債額は約14億5000万円。
同社は1974年8月に設立された不動産賃貸業者。青森市や八戸市などの青森県内及び仙台市に賃貸マンションや駐車場などの賃貸物件を保有していた。1993年には青森市内にホテル「ネオ・パル青森」を建設し、ホテル運営にも参入。運営自体は関連会社が行い、ピーク時には約2億円の売上高を計上していた。しかしその後、大手ホテル業者が青森市内に進出すると競争激化により収益が悪化したため、2015年にホテル事業から撤退し、同不動産を同業大手のアパグループに売却していた。
しかし、ホテルを含む過去の不動産取得及び建設のための借入負担が過大な規模となっており、前述のホテル事業の失敗から返済原資が返済額を下回る事態となっていた。このため、同社は事業継続を断念し、2023年3月31日付で解散を決議。4月3日付で青森地裁に特別清算の申請を行っていた。

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