官報（第998号）によると、神奈川県厚木市の「株式会社鎌倉ハムホールディングス」（代表取締役：長島 慎一）は6月6日、横浜地方裁判所小田原支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第205号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月4日午後2時、破産債権の届出期間は7月18日迄となっている。また、破産管財人には大森淳弁護士（大森法律事務所、神奈川県小田原市栄町1-16-37リプロ小田原栄町ビル6階、電話：0465-21-1076）が選任されている。
同社は2020年4月に設立された食肉卸売業者。近隣の学校や焼肉店、精肉店などに国産黒毛和牛や国産ブランド豚などの食肉を卸販売するほか、小売店舗内にテナント出店し、小売りも行っていた。また、鎌倉ハムや鎌倉ビーフシチュー＆強羅カレーなどの商品を企画・販売も行っていた。人件費抑制のためミャンマーからの特定技能人材を受け入れていたものの、原材料費の高騰などから賃金の遅延・未払いが発生していたという。
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