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官報(第986号)によると、浜松市南区飯田町の「Green Labo浜松株式会社」(代表取締役:加藤 俊二)と関連会社で浜松市中区広沢の「株式会社K.R.H」(同代表)の2社は5月18日、静岡地方裁判所浜松支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第102号及び第103号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日はそれぞれ令和5年9月6日の午後1時30分及び午後1時20分、破産債権の届出期間は6月22日迄となっている。また、破産管財人には伊藤祐尚弁護士(浜松綜合法律事務所、静岡県浜松市中区野口町217-4 オフィス野口2B、電話:053-401-5705)が選任されている。負債額は2社合計で約4億5000万円。
Green Labo浜松は2018年11月に地場建材販売業者の副社長を務めていた代表により新事業創出のため「ファームアシスト浜松株式会社」として設立されたきのこ栽培・販売業者。主にしいたけを菌床栽培し、「浜松市産 しいたけ」の商品名で販売していた。しかし、浜松市内には既に原木栽培・菌床栽培問わず同業者が存在していたことなどから、想定より売上が伸びなかったほか、栽培施設の建設費用など初期投資が重荷となっていた。
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