東京都荒川区の食品製造卸「有限会社ときわ食品」に破産開始決定　　自家製西京漬けが主力

官報（第986号）によると、東京都荒川区南千住の「有限会社ときわ食品」（代表取締役：峯田征子）は5月17日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2701号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月25日午前11時、破産債権の届出期間は6月14日迄となっている。また、破産管財人には伊藤献弁護士（東京ブライト法律事務所、東京都中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル4階、電話：03-5566-6371）が選任されている。

同社は1983年に設立された食品製造・卸売業者。銀だらやホタテ・鰆・鮭・たらこなどを使用した自社製の西京漬けを主力に、世界一高価なコーヒーといわれるアラミドコーヒーやモリンガの加工品、純胡椒など高価格帯の食品を取り扱い、日本在住の海外ビジネスマンや大使館職員をターゲットにしたスーパーや温泉旅館などを取引先として事業を展開していた。