東京都大田区の粉砕装置メーカー「サンレックス工業株式会社」に破産開始決定

官報（令和5年5月25日号外第110号）によると、東京都大田区西蒲田の「サンレックス工業株式会社」（代表取締役：伊藤健三）は5月10日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2534号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月24日午前11時、破産債権の届出期間は6月7日迄となっている。また、破産管財人には高田泰彦弁護士（協和特許法律事務所、東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル22階、電話：03-3211-2321）が選任されている。

同社は1975年に創業し、1981年に法人改組した粉砕装置メーカー。祖業は車両用クラッチ金型の開発・設計・製造だが、2004年に粉体事業部を新設した後はジェットミル（粉砕機）に関する技術研究を行い、同社自身で開発した高圧乾式ジェットミル「ナノグラインディングミル」を販売するほか、技術提携した企業を含む他社製粉砕機などの販売を行っていた。