横浜市泉区のリサイクル業者「有限会社スズキ故繊維」に破産開始決定 中古衣料などを国外に輸出

官報（第977号）によると、横浜市泉区和泉町の「有限会社スズキ故繊維」（代表取締役：小澤 さと子）は5月8日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第930号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月14日午後2時30分、破産債権の届出期間は6月19日迄となっている。また、破産管財人には佐伯昭彦弁護士（横浜綜合法律事務所、神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター11階、電話：045-671-9521）が選任されている。

同社は1971年4月に創業し、1979年2月に法人改組したリサイクル業者。中古衣料や反毛原料を回収し、着用可能な衣料についてはそのまま東南アジア諸国に中古衣料として輸出するほか、その他の繊維製品をウエスやフェルト生地、ぬいぐるみ等の中綿にリサイクル加工し、販売していた。また、横浜地区において古紙・段ボールを回収・選別し、王子製紙などに販売していた。