官報(第979号)によると、京都市伏見区深草飯食町の「有限会社ピー・エツチ・シー」(代表取締役:加賀 雅昭)は5月9日、京都地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第301号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月2日午前10時45分、破産管財人には櫻井俊輔弁護士(河原町総合法律事務所、京都府京都市上京区河原町通丸太町上る東側丸太町東洋亭ビル2階、電話:075-253-6125)が選任されている。
同社は1980年頃に開業した飲食店経営会社。「ポポロヒロバ」の屋号で喫茶店を経営し、SNS普及以前から「映える」メニューを数多くラインナップするほか、「有楽町で会いましょう」「この胸のトキメキ」「負けてたまるかハンバーグ」などメニュー名称が独特なことでも知られていた。近年は新型コロナウイルスの影響による来客数の減少からデリバリー事業に注力し、「ポポロヒロバ」のほか、オムライス「グリルアローン」やビッグサイズ「ワイルドバーガー」、「ニャムニャムチキン」などメニューをジャンル別に9個のブランドを展開し、UberEatsや出前館などを通じて事業展開していた。
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