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官報(第971号)によると、三重県四日市市の「有限会社P.B.S」(代表取締役:清水 裕子)は4月25日、津地方裁判所四日市支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第82号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月21日午前10時15分、破産債権の届出期間は6月14日迄となっている。また、破産管財人には塚越正光弁護士(リベラ法律事務所、三重県四日市市三栄町4-9 コーポタルトク1階、0593-51-8001)が選任されている。
同社は1988年9月に設立された養豚業者。津市・四日市市・鈴鹿市・亀山市・いなべ市・菰野町で生産されているブランド豚「さくらポーク」を育成・出荷していた。設立当初は繁殖も行っていたが、採算悪化から近年は肥育のみに絞っての育成となっていたという。また、飼料については四日市畜産公社へ出荷する生産者で構成される「四P会」が独自配合した飼料を使用していたが、近年は飼料価格が上昇し、資金繰りが厳しくなっていたという。
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