大阪府箕面市のペットフードメーカー「株式会社野里飼料」に破産開始決定 「KKC」ブランドを展開

官報（第971号）によると、大阪府箕面市の「株式会社野里飼料」（代表取締役：村上 高造）は4月24日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第1458号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月20日午後2時、破産管財人には宿龍太弁護士（阪神法律事務所、大阪府大阪市北区西天満4-7-1 北ビル1号館406、電話：06-6364-9248）が選任されている。

同社は1968年に設立されたペットフード・ペット用品メーカー。自社ブランド「KKC」のペットフードやペット用品を企画・製造・販売するほか、ネスレや日本ペットフード、日清ペットフードなど主要ペットフードメーカーの特約店として、ペットフードの卸販売も手掛けていた。また、関連事業として、元々はペットフードのネズミによる食害に悩まされた同社が自社で使用するために開発した殺鼠剤「三日でコロリ・ラットキラー」の企画・製造・販売も行っていた。