官報(第971号)によると、大阪府羽曳野市の「株式会社のむら給食」(代表取締役:埜村 幸代)は4月21日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第304号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月29日午前11時30分、破産管財人には稲田正毅弁護士(共栄法律事務所、大阪府大阪市中央区南船場4-3-2 ヒューリック心斎橋ビル5階、電話:06-6222-5755)が選任されている。なお一部の販路は同業の浅田給食(大阪府八尾市)が承継しているという。
同社は1961年に創業し、1973年4月に法人改組した弁当製造・販売会社。大阪府下全域・兵庫県尼崎市及び奈良県一部地域を販売エリアとして仕出し弁当や会議セミナー弁当、行楽弁当、慶事法要弁当などを製造・販売・配達するほか、「バンビーノランチ」の屋号で幼稚園・保育園向けの給食弁当サービスを展開していた。また、大阪市立大学付属病院の食堂を委託運営するほか、「石-GOKU-」の屋号でおむすび専門店を展開するなど業容を拡大していた。
|
|
コメントを投稿
削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。