官報(号外第94号)によると、東京都東久留米市の「株式会社丸神運輸」(代表取締役:高橋 義一)は4月19日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第2121号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月14日午後2時、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には進士肇弁護士(篠崎・進士法律事務所、東京都港区西新橋1-7-2 虎の門高木ビル6階、電話:03-3580-8551)が選任されている。
同社は1979年9月に設立された貨物自動車運送業者。2022年9月に経営破綻した畜産大手「神明畜産」の関連会社で、同社グループ内の貨物運送を主体に事業を展開し、2003年10月期には約20億2700万円の年間売上高を計上していた。しかしその後は飼料価格の高騰や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外食産業の不振の影響などでグループ全体の経営が悪化し、神明畜産を含むグループ3社が民事再生法の適用を申請し経営破綻したことから同年10月に銀行取引が停止される事態となっていた。
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