札幌市手稲区の機械器具設置工事業「株式会社丸誠泰翔工業」に破産開始決定


官報(第977号)によると、札幌市手稲区手稲前田の「株式会社丸誠泰翔工業」(代表取締役:三浦 利樹)は5月2日、札幌地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第258号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月9日午後1時30分、破産管財人には開本英幸弁護士(開本法律事務所、北海道札幌市中央区南1条西12丁目 新永ビル6階、電話:011-272-6789)が選任されている。

同社は2010年4月に設立された機械器具設置工事業者。機械のリース業者や建機レンタル業者などからの依頼を受け、大型機械・機器の設置工事や工場の生産ラインの構築などを行っていた。設置工事の際に使用する構造物については鋼鉄材を自社工場内で加工・塗装することでコストダウンを図っていたが、従前から外注が多く採算性が悪い中、鋼材価格の高騰などにより資金繰りが悪化。借入金の返済が困難になったことから今回の事態となった。


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