官報(令和5年5月9日 号外第97号)によると、群馬県渋川市の「株式会社上武資機材」(代表取締役:爲谷 洋一)は4月21日、前橋地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第74号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月20日午前11時、破産管財人には齋藤守永弁護士(小磯正康法律事務所、群馬県前橋市大友町1-3-2 東和ビル3階、電話:027-252-8553)が選任されている。負債額は2月28日の事業停止時点で約2億2000万円。
同社は1971年1月、旧・北橘村においてタメガイ特殊印刷として創業し、1972年に有限会社上武資機材として法人改組した印刷会社。祖業のスクリーン印刷・製版のほか、プリント基板設計、受治具製作、レーザーフォトプロッターシステムによる電子工業精密写真製作などを手掛けるほか、各種インキ・溶剤などの資機材の販売を行っていた。スクリーン製版に関しては北関東地域ではトップクラスのシェアを誇っていたという。
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