東京都品川区のAI開発「株式会社ヘマタイト」に破産開始決定 「CTFKit」の開発元


官報(号外第94号)によると、東京都品川区東五反田の「株式会社ヘマタイト」(代表取締役:茨木 隆彰)は4月19日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月13日午前10時、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には大西雄太弁護士(大西綜合法律事務所、東京都港区浜松町1-12-11 丸芝ビル5階、電話:03-5473-0691)が選任されている。

同社は2016年11月に合同会社ヘマタイトとして設立されたソフトウェア受託開発会社。人工知能(AI)開発やIoT関連技術、情報セキュリティ分野に強みを持ち、CTF(Capture The Flag)ゲームを通じ、情報セキュリティ教育を行うための教材「CTFKit」を開発・販売するほか、人工知能による自動応答チャットシステムや広告文言自動生成システムなどを受託開発していた。2019年12月にはIoTビジネスを強化するべく、資本金増資やOwl for one株式会社の子会社化など業容拡大を図っていたが、2020年9月に営業を停止し、清算処理に移行していた。


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