東京都中央区の呉服店「株式会社銀座ベニヤ」に破産開始決定 和装肌着に定評


官報(号外第94号)によると、東京都中央区銀座の「株式会社銀座ベニヤ」(代表取締役:小森 光春)は4月19日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第2192号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月13日午前10時、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には藤元達弥弁護士(藤元法律事務所、東京都新宿区新宿5-4-1 新宿Qフラットビル801、電話:03-5925-8173)が選任されている。

同社は1924年に銀座7丁目にて創業した呉服屋。肌襦袢・裾除けなどの和装肌着を中心に製造し、百貨店の呉服コーナーなどに納入。東急百貨店東横店に出店した店舗を基幹店として事業を展開し、レース生地や洋装生地を活かした和装肌着は老舗呉服屋の顧客にもファンが多かったという。


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