東京都台東区の服飾小物メーカー「株式会社グリーンフィールド」に破産開始決定 野球帽が主力、コロナ禍で業績悪化


官報(令和5年5月25日 号外第110号)によると、東京都台東区浅草橋の「株式会社グリーンフィールド」(代表取締役:津野 勝弘)は5月10日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第2637号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月4日午後2時、破産債権の届出期間は6月7日迄となっている。また、破産管財人には赤堀有吾弁護士(LM虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-15-12日本ガス協会ビル5階、電話:03-3502-6294)が選任されている。

同社は2000年11月に設立された野球帽を中心とした服飾小物メーカー。最盛期にはプロ野球全12球団のうち7球団と独占供給契約を結び、球場観戦者向けの無償配布物として野球帽の供給を行っていた。また、百貨店や通信販売サイト向けにキャップやリストバンドなどのグッズを製造するほか、鮮度保持袋・鮮度保持容器「鮮度まもる君」の販売元として事業を展開し、同商品を卸販売していた。しかし近年は新型コロナウイルスの影響により無観客試合となるなど、配布向けの野球帽の需要がほぼゼロとなるなど、事業収益が急速に悪化。ゼロゼロ融資などで事業を継続していたが資金繰りが限界に達したことから今回の事態となった。

グリーンフィールド 保存容器 鮮度まもる君 保存 コンテナー 電子レンジ対応 800ml SM-911

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