沖縄県那覇市の化粧品メーカー「株式会社ECOMAP」に破産開始決定 新型コロナウイルスによるOEM需要激減で業績悪化

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官報（第983号）によると、沖縄県那覇市の「株式会社ECOMAP」（代表取締役：三輪 恵美）は5月12日、那覇地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第65号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月30日午後1時45分、破産管財人には田村ゆかり弁護士（でいご法律事務所、沖縄県那覇市樋川1-13-36 でいごビル4階、電話：098-851-8153）が選任されている。負債額は約2億5000万円。

同社は2007年に設立された化粧品メーカー。北大東村に自生する月桃を使用した石鹸や化粧水などのスキンケア商品や粉末状に加工した月桃を使用した健康食品などを製造・販売していた。また、OEM製造にも対応し、距離的にも近い中国企業などから受注を受け、フコダインやドロマイトなどを配合した化粧品各種の製造を手掛けていたが、新型コロナウイルスの影響によりOEM需要が激減し、売上を急激に落としていた。

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