東京都品川区の保冷保温容器メーカー「有限会社有限会社クリーンアップ」に破産開始決定　製造委託先が経営破綻

官報（号外第94号）によると、東京都品川区豊町の「有限会社有限会社クリーンアップ」（代表取締役：清水秀泰）は4月19日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2108号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月14日午後1時30分、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には牧恭弘弁護士（服部明人法律事務所、東京都中央区銀座1-5-1 第3太陽ビル8階802、電話：03-5159-1588）が選任されている。

同社は1983年7月に設立された保冷保温容器メーカー。主に行商・ケータリング業者向けに保温・保冷バッグを企画・販売。組立・折畳式の大型保冷バッグについての特許も保有し、オーダーメイドにも対応していた。製造については業務提携会社であるシー・エス・ピー株式会社（静岡県）に委託していたが、同社が2020年3月に経営破綻^*1したため、新規製造が行えなくなっていた。