静岡県駿河区用の金型製造「有限会社内山精工」に破産開始決定

官報（第964号）によると、静岡県駿河区用宗の「有限会社内山精工」（代表取締役：内山茂樹）は4月13日、静岡地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第90号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月14日午前10時30分、破産管財人には御宿哲也弁護士（御宿・長町法律事務所静岡事務所、静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー7階、電話：054-260-7171）が選任されている。

同社は1971年に創業し、1986年に法人改組した金属加工業者。金型製造を得意としており、精密金型の設計のほか、射出成型用金型の製作、精密部品加工などを手掛け、主にランプメーカーからの量産用ランプの金型製作を行っていた。また、新規事業として女性用の非常用排尿デバイス「スタンド・バイ・ミー」を開発・販売していた。