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官報(第967号)によると、北海道河東郡音更町の「十勝林産協同組合」(代表理事:赤堀 幸英)は4月19日、釧路地方裁判所帯広支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第62号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月12日午後1時45分、破産債権の届出期間は6月9日迄となっている。また、破産管財人には中野尊仁弁護士(太陽総合法律事務所、北海道帯広市西5条南24-7-1、電話:0155-22-0033)が選任されている。負債額は約1億8000万円。
同組合は2004年に十勝管内に所在する複数の木材加工業者の共同出資により設立された素材流通を目的とする協同組合。林業者から原木を仕入れて組合企業に販売していたが、近年はコマバとの取引が主体となり、事実上コマバの関連組織となっていた。しかし、2023年2月にそのコマバが事業を停止し経営破綻したため、連鎖破綻する事態となった。
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