福岡県春日市の医療・介護事業者「医療法人春桜会」に破産開始決定 春桜会リハビリテーションクリニックを運営

官報（第955号）によると、福岡県春日市の「医療法人春桜会」（理事長：木下 斎）は3月31日、福岡地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第442号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月14日午後3時、破産管財人には黒木和彰弁護士（弁護士法人黒木・内田法律事務所、福岡県福岡市中央区今泉1-12-23西鉄今泉ビル5階、電話：092-752-7878）が選任されている。

同法人は2016年3月に設立された医療・介護サービス事業者。2021年7月に福岡県の春日市フォレストシティ内に所在していたくろつち福岡春日リハビリテーションクリニックの運営を承継する形で開業し、同年10月に春桜会リハビリテーションクリニックに改称の上で運営していた。整形外科やリハビリテーション科のほか、内科や脳神経内科、リウマチ科、アレルギー科を標榜して医療サービスを提供。脳ドックや認知症ドック、プラセンタ注射などの自由診療やがんリスク検査「AICS」などの特殊検査の実施にも対応していたほか、星見ヶ丘訪問看護ステーション及び星見ヶ丘ケアプランサービスの屋号で介護サービスの提供も行っていた。