官報(第950号)によると、山口県下関市の「新下関観光バス株式会社」(代表取締役:西田 剛)は3月24日、山口地方裁判所下関支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第28号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月12日午前11時30分、破産債権の届出期間は5月23日迄となっている。また、破産管財人には中野善朗弁護士(中野法律事務所、山口県下関市竹崎町4-1-22 エストラストビル401、電話:083-232-7050)が選任されている。
同社は2018年12月に設立された一般貸切旅客自動車運送業者。同地では後発の貸し切りバス会社で、旅行業者などからの手配を受けバスを配車していた。しかし近年は新型コロナウイルスの感染拡大により旅行業界自体の業況悪化により売上を減らしていた。
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