官報(第966号)によると、岐阜県岐阜市の「株式会社丸庄石田産業」(代表取締役:石田 庄司)は4月17日、岐阜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第392号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月21日午前10時30分、破産管財人には棚橋邦行弁護士(弁護士法人川島和男法律事務所、岐阜県岐阜市常盤町23、電話:058-264-1813)が選任されている。負債額は約1億9000万円。
同社は1965年に創業し、1970年2月に法人改組したゴルフウェアの卸売業者。ゴルフウェアブランド「scott neson(スコットネルソン)」を展開する会社で、本社ショールームでの直販のほか、約550コースのゴルフ場においてゴルフウェアやシューズ、キャディバッグなどを販売委託していた。また、ゴルフコンペ用の記念品やゴルフ場従業員用のユニフォームなども手掛け、ピーク時には約8億円の年間売上があった。
しかし、バブル崩壊以後はゴルフ人口の減少から売り上げが減少。景気持ち直し後も接待ゴルフなどの減少傾向は続き、本社所在地において喫茶店営業なども行っていたが、資材価格上昇により2020年頃には事業を停止していた。
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