静岡県富士宮市の鋼構造物工事業「佐野製缶株式会社」に破産開始決定

官報（第960号）によると、静岡県富士宮市の「佐野製缶株式会社」（代表取締役：佐野 胖）は4月11日、静岡地方裁判所富士支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第53号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月12日午前10時、破産管財人には佐野良行弁護士（佐野法律事務所、静岡県富士市平垣114-6、電話：0545-65-5488）が選任されている。負債額は約5億8000万円とのこと。

同社は1965年4月に創業し、1970年6月に法人改組した鋼構造物工事業者。静岡県東部及び山梨県南部を営業エリアとして小・中・高等学校の体育館や道の駅、マンション、工場などの建設現場において鋼構造物を下請施工していた。鋼構造物を構成する鉄骨については自社工場にて切断・穴明・溶接などの加工を行っていた。

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