長崎県時津町のアパレル販売「有限会社分福茶釜」に破産開始決定

官報（第956号）によると、長崎県西彼杵郡時津町の「有限会社分福茶釜」（代表取締役：田村 馨）は4月4日、長崎地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第56号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月21日午前10時、破産管財人には池内愛弁護士（山下・川添総合法律事務所、長崎県長崎市万才町3-13 第1森谷ビル8階、電話：095-825-1314）が選任されている。負債額は約1億7000万円。

同社は1989年に創業し、2003年8月に設立されたアパレル販売業者。「PAPA'S & MAMA'S」「PAPAMAMAKID'S」「BANANA･WISE」などの屋号でセレクトショップを展開し、主に商業施設に入居。婦人服を中心にベビー用を含む子供服や紳士服も販売していた。同県内には同屋号で出店している店舗・企業が複数社存在するが、同社との資本関係はない模様。