大阪府吹田市の書店経営「株式会社大阪洋書」に破産開始決定 関西大正門近くに立地、2022年に創業者が死去


官報(第949号)によると、 大阪府吹田市の「株式会社大阪洋書」(代表取締役:川久保 和代)は3月23日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第917号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月8日午後2時、破産管財人には塚元健弁護士(奥山・塚元法律事務所、大阪府大阪市中央区北浜2-1-3 北浜清友会館ビル7階、電話:06-6210-3427)が選任されている。

同社は1968年3月に設立された書店の経営会社。関西大学の正門近くに所在する洋書専門の書店「大阪洋書」を経営していた。研究者が発行していた英語・英米文学の研究者向けの月刊誌『英語青年』や英語史研究会の冊子シリーズ『Studies in the History of the English Language』など、主に英語の学習者・研究者向けの書籍を販売していた。しかし、X(旧Twitter)での情報によると、当時の代表であった川久保清志氏が2022年4月に逝去していることから、存続が困難となったとみられる。


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