長野県塩尻市の弁当製造・販売「有限会社居郷留(おるごーる)」に破産開始決定

写真はイメージです

官報(第966号)によると、長野県塩尻市の「有限会社居郷留(おるごーる)」は4月14日、長野地方裁判所松本支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第55号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月4日午前11時、破産管財人には太田康朗弁護士(弁護士法人大手門法律事務所、長野県松本市大手3-3-4田立屋ビル4階、電話:0263-31-6950)が選任されている。負債額は約4000万円。

同社は1980年頃に創業した弁当製造販売業者。「居郷留弁当」の屋号で弁当を製造・販売するほか、食配センターを設置し、仕出し弁当事業も展開していた。しかし、仕出し弁当事業において2022年1月にノロウイルスを原因とする103人の有症状者を出す食中毒事故を発生させていた。



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