兵庫県明石市の弁当製造「株式会社扇屋食品」に破産開始決定


官報(第953号)によると、兵庫県明石市の「株式会社扇屋食品」(代表取締役:三輪 拓也)は3月29日、神戸地方裁判所明石支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第42号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月20日午後1時30分、破産管財人には中山稔規弁護士(みなと法律事務所、兵庫県神戸市中央区中町通2-3-2 三共神戸ツインビル6階、電話:078-361-2329)が選任されている。

同社は1962年に創業し、1981年1月に法人改組した弁当製造業者。明石市及び神戸市の一部地域を対象に事業所向け宅配弁当を手掛けるほか、幼稚園や介護施設向けに栄養面などを配慮した弁当の製造・配送を手掛けていた。しかし近年は新型コロナウイルスの感染拡大による需要の低下に加え、原材料費の高騰により採算性が悪化していた。



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