北九州市小倉北区の弁当製造「sakura foods株式会社」に破産開始決定 「寿司 竹本」監修の弁当を製造・販売


官報(第951号)によると、北九州市小倉北区下到津の「sakura foods株式会社」(代表取締役:竹本 大輔)は3月24日、福岡地方裁判所小倉支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第123号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月16日午後2時、破産管財人には堀真聡弁護士(弁護士法人堀真聡法律事務所、福岡県北九州市小倉北区堺町2-1-1 角田ビル小倉7階、電話:093-513-6020)が選任されている。

同社は2007年に創業し、2009年6月に株式会社さくら産業として設立された弁当製造・販売会社。北九州市小倉北区にあった寿司店「寿司 竹本」(2023年2月23日閉店)を経営する代表が監修し、看板商品の「国産伝助穴子」など寿司御膳のほか和洋の各種弁当を製造・販売していた。実店舗4店を展開するほか、宅配弁当にも対応し、宅配弁当においては一般法人・個人向けのラインナップとは別に製薬会社向けの弁当メニューがあり、こちらでは和洋中のメニューに対応していた。また、JR九州が運行する特急「ゆふいんの森」の臨時列車91号・92号において数量限定で販売された「折鶴~おりづる」の監修・製造も同社が行っていた。


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