官報(第962号)によると、京都市下京区植松町の「一般社団法人歴史文化研究所」(代表理事:小林 大太)及び関連の「歴史文化研究所株式会社」(同所、同代表)は4月12日、京都地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第201号・第202号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月19日午前10時45分、破産債権の届出期間は5月24日迄となっている。また、破産管財人には松原祐紀弁護士(松原法律事務所、京都府京都市中京区東洞院通御池下る笹屋町436 永和御池ビル10階1002、電話:075-231-7600)が選任されている。
同法人は2016年4月に日開調査設計コンサルタント(京都市下京区)の埋蔵文化財調査部が分離独立した一般社団法人。公益社団法人日本文化財保護協会に所属し、主に京都府内の建設現場や開発予定地、神社仏閣等の改修工事等における測量時に発見された埋蔵文化財の発掘調査を行い、図版や報告書の作成などを手掛けていた。また、関連事業として古文書や古地図のデジタル化などの整理や歴史文化セミナーの企画・催行などを行っていた。
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