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官報(第964号)によると、山梨県富士吉田市の「向原染色株式会社」(代表取締役:羽田 修)は4月12日、甲府地方裁判所都留支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第17号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月5日午後2時30分、破産管財人には倉内信崇弁護士(富士の風総合法律事務所、山梨県都留市つる1-1-1 大国屋ビル2階、電話:0554-45-5601)が選任されている。負債総額は約1億1200万円。
同社は1959年8月に向原染色加工協同組合として創業し、2020年3月に株式会社に改組した染色業者。富士山の天然水を使った綛(かせ)染色に特化した染色工場として事業を展開。織物や装飾用の紐などに使う糸の染色を手掛けていたが、新型コロナウイルスの影響で対面営業が困難となったことから受注減となり業績が悪化していた。
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