福島県いわき市の家具販売「株式会社丸丹」に破産開始決定

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官報(第967号)によると、福島県いわき市の「株式会社丸丹」(代表取締役:丹野 知)は4月17日、福島地方裁判所いわき支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第98号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月20日午前11時、破産管財人には渡辺淑彦弁護士(浜通り法律事務所、福島県いわき市平字田町120 ラトブ7階、0246-68-8700)が選任されている。

同社は1951年12月に設立された家具販売業者。「いわき市で5番目に大きな家具屋」を自称する家具屋で、婚礼家具やオーダーカーテンなどを比較的安価に販売していた。また、サラダ館植田店を併設しており、各種ギフト品の販売も行っていたが、コロナ禍におけるギフト販売部門の不振などにより2022年3月10日に銀行取引停止に陥り、資金繰りが限界に達したことから今回の事態となった。なお、同社の破綻に関連して、福島銀行【8562】が約1億3800万円の債権が取立不能となったことを銀行取引停止処分時に発表している。



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