東京都渋谷区の一級建築士事務所「有限会社Mアンジョウ建築研究所」に破産開始決定


官報(第949号)によると、東京都渋谷区桜丘町の「有限会社Mアンジョウ建築研究所」(代表取締役:安生 勝)は3月23日、さいたま地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第284号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月26日午後1時40分、破産管財人には千葉拓馬弁護士(むさしの森法律事務所、埼玉県さいたま市大宮区仲町1-104 大宮仲町AKビル9階、電話:048-782-5491)が選任されている。

同社は2003年に設立された一級建築士事務所。UDS等の管理建築士としてコーポラティブハウスの企画・デザインやシェアハウスのプロデュースを手掛けるほか、一般住宅・商業施設の建築デザインやインテリアデザインも手掛けていた。近年は古民家をシェアハウス・レンタルスペースへ再生し、運営する古民家の有効活用事業に注力していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発出されたことによる自粛により思うような運用実績に至らず、今回の事態となった。



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