東京都新宿区の印刷業「キヨウワジャパン株式会社」に破産開始決定 プリントセンター業務が主力


官報(第953号)によると、東京都新宿区神楽坂の「キヨウワジャパン株式会社」(代表取締役:森谷 幹男)は3月29日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第1519号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月22日午前10時30分、破産債権の届出期間は4月26日迄となっている。また、破産管財人には三原崇功弁護士(西村・三原法律事務所、東京都千代田区日比谷公園1-3 市政会館5階、電話:03-5251-4141)が選任されている。

同社は1985年4月に共和興業株式会社として設立された印刷会社。印刷や複写を顧客に代わって行うコピー・プリントセンター業務を主軸に事業を展開するほか、Web制作やグラフィックデザインなども手掛けていた。かつては一級建築士事務所として建築設計や調査・コンサルティング、書類データ化サービスなども手掛けていた。しかし近年はビジネス文書のデジタル化が進んだことや、テレワークが普及したことなどからOA用紙などの販売も落ち込んでいた。



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