官報(令和5年4月5日 号外第73号)によると、東京都渋谷区神宮前の「株式会社ACCELAIRE」(代表取締役:松嶋 啓介)は3月22日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第1469号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月15日午前11時、破産債権の届出期間は4月19日迄となっている。また、破産管財人には西谷敦弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング、電話:03-6775-1097)が選任されている。
同社は2008年に設立された飲食店経営会社。南フランスのニースにて「KEISUKE MATSUSHIMA」の屋号にてフランス料理店を営む代表の東京での活動拠点として設立された会社で、2009年6月に東京・原宿の東郷神社隣りに「Restaurant-I」(後にKEISUKE MATSUSHIMA a TOKYOに改称)を開業していた。地産地消を謳うカジュアルなフレンチレストランとして好評で、店内では料理提供のほか、南仏産のエキストラヴァージンオリーブオイルの販売も行っていた。また、近隣の結婚式場の料理の監修なども手掛けていた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりレストラン営業を2020年4月4日で休止し、同年5月31日をもって正式閉店。会社清算のための事後処理に移行していた。
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