官報(第957号)によると、東京都文京区後楽の「株式会社ケイアンドエイトクリエーションセンター」(代表取締役:北村 直樹)と関連会社で東京都品川区西五反田の「株式会社Keart」(同代表)は4月5日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第1715号及び第1716号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月29日午後2時、破産債権の届出期間は5月8日迄となっている。また、破産管財人には荻原美由紀弁護士(山崎法律事務所、東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4階、電話:03-5402-3061)が選任されている。
ケイアンドエイトクリエーションセンターは2006年3月に設立された印刷会社。株式会社協和アート校正と株式会社八美校正(現:株式会社八美)の2社の共同出資により設立され、主にCTP出力による写真製版を手掛けていた。関連の株式会社Keartは1985年2月に設立され、2011年3月に商号変更した校正業者。前商号は前述の協和アート校正で、オフセット印刷による色校正印刷のほか、本紙インクジェット色校正印刷、UVインクジェット印刷などを手掛けていた。近年は関連会社が企画した新型コロナウイルス感染防止に寄与する抗菌マットなどの制作を手掛けていた模様。
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