2013年当時、同社が運営していた通信販売サイト(Internet Archiveによる魚拓) |
官報(第950号・第951号)によると、大阪府東大阪市の「株式会社J&Jコーポレーション」(代表取締役:福田 静枝)は3月27日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。なお同社の関連会社の「株式会社HOD」(同代表)、「エビデンス株式会社」(同代表)は3月24日に同様に大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けている。事件番号はJ&J、HOD、エビデンスの順に令和5年(フ)第993号・第941号・第942号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月22日午後2時10分、破産管財人には井上敏志弁護士(弁護士法人淀屋橋法律事務所、大阪府大阪市中央区北浜4-1-21 住友生命淀屋橋ビル6階、電話:06-6203-7104)が選任されている。
J&Jコーポレーションは2003年11月に創業し、2008年12月に株式会社ジュエルジャパンとして法人改組したアパレル販売会社。商号と同じ「ジュエルジャパン」や「ジュエル」を屋号とする婦人服の通信販売事業を主力に事業を展開するほか、フレスポしんなか(堺市)に実店舗を構えていた。実店舗では婦人服だけでなく紳士服や子供服など、実店舗限定の商品も販売されていたという。ピーク時には約10億円の売上高を計上していたが、2015年11月に代表と実質的な経営者の2人が2010年度から3年間で約2億5000万円の所得を隠し、法人税約7500万円を脱税した容疑で逮捕されたことから信用が失墜していた。
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