静岡市駿河区の婦人服輸入販売「有限会社ハヤシインターナショナル」に破産開始決定 水商売向け衣装を展開

官報（第966号）によると、静岡市駿河区寺田の「有限会社ハヤシインターナショナル」（代表取締役：林 初一）は4月17日、静岡地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第140号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月13日午前11時、破産管財人には坂野史子弁護士（静岡のぞみ法律特許事務所、静岡県静岡市葵区西草深町9-4、電話：054-251-3335）が選任されている。

同社は1995年に創業した婦人服輸入販売業者。主にキャバクラなど水商売に関わる人向けの衣装の輸入販売を手掛け、1999年には中国に自社工場を設置（2008年に現地担当者に売却）し、独自ブランド「Hit-Fashion」を展開していた。2008年に本社を自社倉庫及び物流センターを兼ねた現所在地に移転するとともにカジュアルファッションなどに取り扱いを拡大。2017年には提携工場となった元自社工場でのOEM生産サービスを開始するなど業容を拡大していた。