札幌市東区の物流コンサル「合同会社Francesca」に破産開始決定 BUYMAに関するセミナー商法など展開

官報（第955号）によると、札幌市東区北11条東の「合同会社Francesca」（代表社員：藤野屋 遥希）は3月31日、札幌地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第102号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月20日午前11時40分、破産管財人には小林佑輔弁護士（弁護士法人ゆめかなえ法律事務所、北海道函館市湯川町2-38-18 オーエスヒルズ湯川203、電話：013-883-6808）が選任されている。

同社は2019年10月に設立された物流コンサルティング会社。エニグモが運営する通販サイト「BUYMA」への仕入・出品代行を展開するほか、“完全在宅、在庫リスク無しの海外輸入で売上・収入アップ”を謳うセミナーの開催やジモティーなどでのアルバイト募集を謳う形式での事実上のフランチャイズ募集を行い、30万円程度の加盟金を得ていた。なお、加盟した場合の仕入・出品サポート料金は約1万円からとなっていたという。