官報(令和5年4月5日 号外第73号)によると、新潟県南魚沼市の「長勝建設株式会社」(代表取締役:桑原 正光)は3月22日、新潟地方裁判所長岡支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第37号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年7月4日午前11時、破産債権の届出期間は6月5日迄となっている。また、破産管財人には高橋俊介弁護士(六花法律事務所、新潟県長岡市三和3-8-23 坂井ビル中2階、電話:025-886-6785)が選任されている。負債額は2022年3月期時点で約2億9600万円。
同社は1940年5月に長勝製材所として創業し、1959年8月に法人改組した一般建設業者。一般住宅や店舗、工場などの新築・増築工事を主体に、建具工事や五十沢キャンプ場のバンガローの新築工事なども手掛けていた。ピークとなる1992年12月期には約17億3000万円の年間売上高を計上していたが、バブル期に行った不動産投資が重荷となり、2003年3月期以降は債務超過の状態となっていた。以後は従業員の整理解雇などで事業継続を図っていたが、赤字計上が連続する状態となっていた。
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