東京都港区のクラウドソーシングサービス運営「株式会社TANOsim」に破産開始決定 3DCG関連に特化

官報（第957号）によると、東京都港区北青山の「株式会社TANOsim」（代表取締役：森本 高廣）は4月5日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第1843号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年6月30日午後1時30分、破産債権の届出期間は5月8日迄となっている。また、破産管財人には古川孝二弁護士（古川・横川法律事務所、東京都港区西新橋1-21-8弁護士ビル202、電話：03-6205-8406）が選任されている。

同社は2016年12月に設立され、2017年1月に事業を開始したクラウドソーシングサービスの運営会社。同社が運営していたクラウドソーシングサービス「CGクラウド」の特徴は3DCG技術に特化していることで、ネットでの発注作業を面倒だと感じていたり、3DCGに関する知識がない発注側と制作側の間に入り、同社のプロジェクトという形で作業進行管理やマッチングを行うプランも存在していた。