クラウドソーシングサービス運営のクラウドワークス【3900】は9月27日、IT人材マッチングサービスを運営するコデアル株式会社(東京都千代田区)を10月1日付で子会社化すると決議したと発表した。取得額は非公表。
今回決議されたコデアルの子会社化は全社的な生産性向上に取り組み、マッチング事業において継続的な利益拡大を見込める段階となったため、マッチング事業を展開する企業買収を含めた事業拡大に注力することが、同社の企業価値向上において有益だと判断し、行うもの。コデアルは即戦力のIT人材のダイレクト型マッチングプラットフォーム「CODEAL」を展開し、開発・運営、Webエンジニアを中心に1万5000名の登録ユーザー数を抱えている。
今回の買収により、クラウドワークスはコデアルが保有する顧客及びワーカーアセットを獲得し、新たに月額課金型のサービスモデルを拡大することにより、マッチング事業の中長期にわたる収益性を確保するとともに、成長力強化へ繋げていけるものと考えているという。また、同社が新規事業として展開している「クラウドリンクス」とはコデアルと主要登録人材職種が異なることから、相互に連携した顧客開拓を行うことによるシナジー効果が見込めるとしている。
■関連リンク
CODEAL(コデアル)
https://www.codeal.work/
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