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官報(第486号)によると、新潟県十日町市の「株式会社倉沢石油」(代表取締役:倉澤 洋一)は4月23日、新潟地方裁判所長岡支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和3年(フ)第49号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年7月20日午前10時30分、破産債権の届出期間は6月21日迄となっている。また、破産管財人には五十嵐亮弁護士(弁護士法人一新総合法律事務所長岡事務所、新潟県長岡市旭町2丁目1-3 いづみプラザ2F、電話:0258‐30‐3500)が選任されている。にいがた経済新聞の報道*1 によると、負債額は債権者6名に対して約5200万円とのこと。
同社は1978年3月に設立されたガソリンスタンド経営会社。十日町市内でガソリンスタンド「ENEOS 十日町春日町SS」を経営しており、官公庁や一般顧客を対象にガソリン・軽油・灯油などの燃料の販売を行っていた。今回の事態は2020年10月に創業者かつ経営の実務者であった元社長が死去したことで、周囲の先行き不透明感が強まっていたことによるものだという。
*1:株式会社倉沢石油(十日町市)の破産手続開始が決定(にいがた経済新聞、2021年5月13日)
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