官報(第486号)によると、長崎県長崎市の「株式会社冨美屋園」(特別代理人:佐藤 敬弘)は4月23日、長崎地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和3年(フ)第82号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年7月30日午前10時15分、破産管財人には中村尚志弁護士(なかむら総合法律事務所、長崎県長崎市万才町5-22、電話:095-822-6266)が選任されている。
同社は1937年に中国・上海市で茶売業「冨美屋園」として創業し、1945年に茶道具屋を営んでいた前身団体の支店として1969年5月に創業し、2013年に法人改組した飲食業及び茶道具販売業を事業とする会社。当初は茶道具販売を主業としていたが、2014年にワッフル専門カフェ「Cafe 冨美屋園」を開業後は飲食業を主業とし、茶道具販売はカタログ・通信販売の形で行っていた。また、茶道具の海外向け通販も運営していたという。
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