官報（第485号）によると、新潟市秋葉区滝谷町の「株式会社井上縫製」（代表取締役：井上 一生）は4月22日、新潟地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和3年（フ）第114号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年7月20日午前10時、破産管財人には石山正彦弁護士（新潟みなと法律事務所、新潟県新潟市中央区西堀前通一番町703 西堀一番町ビル301、電話：025-225-7220）が選任されている。にいがた経済新聞の報道*1によると、負債額は債権者18名に対して約7000万円とのこと。
同社は1982年9月に設立された縫製加工業者。近隣の繊維製造業者から委託加工を受けていたが、近年は海外への生産移転などにより赤字が慢性化している状態にあったという。このような中、新型コロナウイルス感染拡大の影響により受注が激減。業績回復の見通しが立たないとして、今回の事態となったという。
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*1：株式会社井上縫製（新潟市秋葉区）が破産、負債総額約７，０００万円（にいがた経済新聞、2021年5月6日）
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